今日は午前中にレッスンの仕事を終えた後、母校(高校)の吹奏楽部の定期演奏会に行って参りました。私はアルパのアの字も知らない中学、高校時代は吹奏楽部に所属し、サックスなんぞを吹いておりました。

当時県内で最も新しい県立高校に5期生として入学、吹奏楽部は創部2年目で部所有の楽器は皆無!に近い状態で名称も「音楽部」となっていました。早い話が学校からはあまり活動を認められず、限られた環境の中で行われていた部活だったのです。そんな訳で当時は納得いかないことや辛い事も多々あったのですが今となっては全て良い思い出、楽しかったことばかりが思い返されるものですね。

それでも定期演奏会は在学中に実現することができなかったので、開催されるようになってからは毎年足を運んでいました。今年はいよいよ10周年、総勢47名での演奏だというので驚きでした。

毎年そうなのですが1曲目が鳴った瞬間、もう胸がいっぱいになってしまって1人感激の嵐の中へ飛び込んでしまうんです。それは、やっぱり吹奏楽っていいなぁ!という思いと自分が巣立った音楽部のあまりの成長ぶりに感極まってしまうからなんですよね。現役高校生の必死に演奏してる姿と当時の自分を重ね合わせちゃったりなんかして、ホントおめでたい一日でした。

当時は、まさか自分が将来音楽を生業とすることになるとは夢にも思わなかったし、新たにハープを始めるなんてノストラダムスも吃驚だったことでしょう。けれどこの頃経験したことは、現在音楽活動をする上で確実に役立っているのです。そんなことを忘れないためにも、また来年の定期演奏会には是非出かけようと思います。

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